大乃国は連勝記録止め、「八百長に応じなかった」と噂されていたから嫌われていた。
千代の富士、北勝海、勝明の大乃国イジメは酷かった。支度部屋では、他の力士も千代の富士を恐れて誰も大乃国に声を掛けなかったそうだから。

琴風は特に個人的因縁は無い。
部屋の継承で千代の富士と対立して袂を分った勝明、北勝海だけど、北の湖と小林慶彦は千代の富士を飛ばして北勝海を仮の理事長にし、その後に貴乃花と考えていたから、その体制に乗っかっていた当時の執行部の役員は遺族から恨まれた。

さらに、失脚後の千代の富士は貴乃花の部下として配置されて、小林慶彦に逆らった仕返しに陰湿なハラスメントを受けて病が悪化した。小林慶彦の手先として千代の富士をネチネチと虐めていた貴乃花に対しても遺族は相当腹を立てていた。