>>140
1987年(昭和62年)12月に、一度も優勝経験が無い第60代横綱・双羽黒光司が、当時の師匠(立浪親方・元関脇・安念山)らとのトラブルが原因で突如廃業すると、横審委員長の高橋義孝は「今後は「大関で二場所連続優勝」とした横綱推薦内規の第二項以上に「品格、力量抜群」とした第一項を絶対的に尊重していきたい」[11]と述べ、さらに1988年1月場所後の横審でも「横綱昇進について、いやが上にも慎重でありたい」[12]と申し合わせた。