確か初代若乃花も少ない勝ち星で大関昇進している。今手元に記録がないが。
これは、当時全盛の横綱千代山と水入り2回、2番後取り直しという死闘を
演じてそれでも決着がつかず引き分けになった一番が、当時の出羽の海理事長
(元横綱常ノ花)に高く評価された結果だ。期待にたがわず、若乃花は名横綱になった。
こういうところに、曖昧な基準の妙味があるのだ。