>>577
なる
玉春日とか

平幕→関脇 のエピソードをいくつか。
小結経験のない関脇は高鐡山、追風海、北勝力の3人だが、追風海は小結にあげても良い場所があった。
2001年5月に4枚目で9勝した時。結果上がらずそのまま。
北勝力は晩年、余程のことがなければ小結昇進だろうという場所があった。2009年1月場所、7枚目で13日目まで9勝4敗だった時。
比較対象が7日目まで1勝6敗の旭天鵬と、小結で一進一退、永世小結とされていた、どうしても関脇に上がれない稀勢の里。
13日目を終えて平幕旭天鵬は7勝6敗、稀勢の里は6勝7敗。どちらかが1敗すれば北勝力の新小結は決定だったが
どちらも連勝、北勝力は連敗。翌場所は稀勢の里が新関脇、小結は旭天鵬。北勝力は東筆頭に留まった。

栃赤城は関脇6場所、小結1場所だが、何度も平幕→関脇→平幕を繰り返し決して小結を
経験することがなかった。その中には関脇で11勝して大関取りとなった場所もあったが、
怪我で何度も平幕に落ちた。最終的に最後の関脇在位を終え、2枚目で10番勝った時に1場所だけ小結を経験した。

玉春日の関脇は東筆頭で8勝したものだったが、これは千秋楽の小城錦との「関脇昇進者決定戦」に勝利した事による。
小城錦が勝っていれば玉春日は負け越し、小城錦は5枚目で12勝で新関脇昇進が決定していた。
が、負けたので小結に留まる。結局両者これが生涯の最高位となる。
その後上位総当たりで玉春日は小結2場所に留まり、小城錦は三役昇進はならなかった。