稀勢の里の横綱としての成績は惨憺たるものであった。しかし、日馬富士、鶴竜、白鵬三横綱の中で日本人横綱として十分だったと言える。
かれら三人横綱は、異次元の世界であって、日本人力士にはないポテンシャルを持っていた。
仮に、貴乃花と同じ世代であったなら貴稀時代として歴史に残る名勝負を繰り広げたことだろう。