まず北勝富士が前頭二枚目まで落ちた事自体は、小結四人から二人に戻った兼ね合いが原因。
次に遠藤、妙義龍、北勝富士の位置関係を見ると、まず遠藤と北勝富士は先場所0.5枚差だったのが、同じ7勝で一枚差に拡がっている。
次に妙義龍は8勝で0.5枚上昇と上がり幅でむしろ0.5枚の損をしている。
最後に遠藤は西小結7勝で東筆頭と0.5枚得をしている。

総合すると、北勝富士より妙義龍が上なのは何の疑問もない。遠藤との差は妙義龍に割り込まれた故に開いた。

むしろ遠藤と妙義龍の位置が逆でも良かったと言えるが、こちらは小結西一枚目7勝と前頭二枚目8勝の比較なら前者が上でもさほど疑問はない。