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「中高年の引きこもり61万3000人」内閣府発表

・内閣府“初”発表「中高年の引きこもり61万3000人」
・4分3が男性…理由は「退職」「人間関係」「病気」
・専門家「親と同居する未婚者の増加と強く連動」

中高年の引きこもり数が61万3000人という数字。町の人からは「えっ!そんなにいるの?」「ちょっと多すぎますよね。40代50代ですよね」などの声が。

満40歳〜満64歳を対象にした引きこもり調査。今回の調査では「自室からほとんど出ない」など4つの問いを設定。
その回答結果から推計された中高年の引きこもり数が61万人を超えたのだ。男女比だと、4分3は男性。

調査では引きこもり状態にある中で、4割以上の人が悩み事などを「誰にも相談しない」と回答。また昼夜逆転の生活をしている割合が高くなっているのも中高年引きこもりの特徴だ。
内閣府は今回のデータを今後、雇用・福祉などの政策に反映したいとしている。

中央大学の山田昌弘教授によると「引きこもりは増加傾向にあり、それは親と同居する未婚者の増加と強く連動している」とした上で、
引きこもりの4分3が男性であることに関して「男性と女性を比べた場合、日本社会は学歴や職歴で男性により厳しい社会のため、結果として男性が引きこもる可能性が高くなる」と分析。

さらに深刻な問題として「親の経済力に頼っている引きこもりは、親が亡くなったあとどうなるのか。
多くが低年金、無年金で、数十万人の生活保護受給者が現れる可能性がある。それは社会保障財政を強く圧迫することになる」と警鐘を鳴らす。

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