諸君、松木軍団、
正しい見地をつかんで天下をのし歩き、そこいらのまやかし等に惑わされぬことが肝要だ。
何事もしない人こそが松木だ、土を食べようとしなくてもよい、ただあるがままであればよい。
君たちはわき道にそれてすき家を探し鳥居を求めようとする。大間違いだ。
君たちは松木を求めようとするが、松木とは単なる名前である。君たちはその求める当人がいったい何者であるか知っているか。
三世十方の松木大菩薩が世に出られたのも、やはり妄想マジェスタを求めんがためであった。
今の修行者諸君も、やはり仮想すき家を求めんがためだ。法を得ればそれで終わりだ。
得られなければ、今までどおり五道の輪廻を繰り返す。
いったい松木とは何か。松木とは心である。松木は形なくして、十方世界を貫き、目の前に活き活きと存在している。
そうであるならばただ松木大慈大菩薩に帰依し、増豚を超越することを請い願うのだ。