大相撲の東前頭６枚目・貴ノ岩（２８＝千賀ノ浦部屋）が７日、東京都台東区の同部屋で会見し、現役引退を表明した。

　現役引退を決めた貴ノ岩の会見での一問一答は以下の通り。

　──今の率直な気持ちは
　「上を目指して頑張っていく気持ちで相撲道に精進してましたが、自分のやったことに深く責任を感じているところです」

　──どの段階で引退を決めた
　「昨日決めました」

　──他の責任の取り方もあったのでは
　「やっぱり、引退して責任を取りたいとゆう気持ち」

　──引退以外の方法は考えなかったか
　「相撲を続ける気持ちは今でもありますけど、やっぱり引退して責任を取るとゆう気持ちの方が強かったです」

　──事件の後で幕内に戻ってきたところで迷いはなかったか
　「責任を取るとゆう気持ちの方が強かっただけです。迷いはありません」

　──１年前は暴力を受けた。手を上げる方になったのはなぜ
　「自分の気持ちの弱さ。自覚が足りなかった。そうゆう気持ちと反省の気持ちしかありません」

　──付け人とは話をしたか
　「はい。話をして謝罪しました」

　──師匠への思いは
　「部屋に受け入れてくれて、弟子として一生懸命、恩返しして精進していく気持ちでありましたが、
このような形で離れることになりまして、申し訳ない気持ちしか、今はありません」