来月行われる大相撲名古屋場所の番付が発表され、先場所13勝を上げ大関昇進を果たした栃ノ心が西の大関に座りました。

30歳の栃ノ心は、夏場所、右四つ左上手の力強い相撲で13勝2敗の好成績を残し、最近3場所の勝ち星の合計を37勝としてジョージア出身の力士では初めて大関に昇進しました。

新入幕から60場所での昇進は史上最も遅いペースに並び、大関として初めて迎える名古屋場所では西の大関に座ります。

新大関に注目が集まる一方、高安と豪栄道の休場明けの大関2人は、負け越すと大関から陥落する角番で臨むことになります。

新入幕は、鹿児島県出身の明生と宮崎県出身の琴恵光の2人です。

宮崎県出身力士の新入幕は、金城以来となる44年ぶりで戦後3人目です。

また、元小結の阿武咲は、けがのため十両に落ちていましたが、先場所十両優勝して二場所ぶりに幕内に復帰し、西の前頭11枚目で臨みます。

一方、元大関・照ノ富士は、東幕下6枚目となり、四股名を若三勝に改めました。

大関経験者が幕下に落ちたのは、昭和以降では初めてです。

大相撲名古屋場所は、来月8日に愛知県体育館で初日を迎えます。

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