ビデオ判定
大相撲では、1969年五月場所より導入されている。
前場所の大鵬 - 戸田戦が誤審として物議をかもしたのを受けてのもの。
この一番は、大鵬の46連勝がかかった重要な一番であり、しかも行司は大鵬に軍配を上げながら、
物言いにより行司差し違えになっての結果であった。
さらに、物言いが長時間に及んだ時点で、NHKからの「ビデオで再生するか」との申し出があったにもかかわらず
相撲協会が拒否しての結果であっただけに、非常に反響が大きく、
ビデオ導入への道を開く結果となった。審判長の場内説明も同時に始まった。