栃ノ心は大関に昇進したあと初めて故郷のジョージアに帰国し、家族や大勢のファンから盛んな歓迎を受けました。
栃ノ心は6月4日、地元の大相撲ファンおよそ100人が出迎える中、ジョージアの首都トビリシの国際空港に到着しました。


栃ノ心は写真撮影に応じたり抱き合ったりして、ファンとともに大関に昇進した喜びを分かち合っていました。


栃ノ心は記者団の呼びかけに日本語で答え「すごくうれしいです。こんなに人が集まってくれて本当にきょうは最高の日です。
幸せです」と笑顔で話していました。

空港には妻のニノ・ロスティアシビリさんや長女のアナスタシヤちゃん、
母親のヌヌ・マルカラシビリさんも姿を見せました。

妻は「夫が、生まれた娘をようやく抱くことができると思うと、とても
幸せです」と話していました。
母親は「私は世界で最も幸せです。息子のさらなる活躍を願っています」と話していました。


栃ノ心は6月6日にトビリシにある日本大使公邸で、日本とジョージアの相互理解と友好親善に貢献したとして
日本大使から表彰されることになっています。