日馬富士を(結果的に)引退に追い込んだ貴乃花も、こうしてもう開店休業状態のような現状にゆき着いた。

理事長のポストをうかがうことのできるほどの男がかくも落ちぶれてしまった。

自身でもしまったと後悔しているだろうが、覆水は2度と盆には返らない。

日馬富士はたしかにやってはいけないことをしでかしてしまったが、「いちどだけ許す」という方法もあった。

貴乃花の暴走が日馬富士の力士生命を終わらせ、ついには自分をも相撲協会の表舞台から追いだしてしまった・・・。

おい貴乃花ちょっと待て、よくかんがえろといってくれる腹心、支援者は誰もいなかった。

「一兵卒として」と語りはしても、本心はもうやる気がなくなっているだろう。