【日馬富士暴行事件・相撲協会の処分まとめ】

★被害者に重く、加害者に軽い処分をくだした相撲協会に海外マスコミからも批判。
★高野利雄危機管理委員長が説明した貴乃花親方の処罰理由・・・
「警察に被害届を出しに行く前に、協会に相談するべきであった」 には、
暴行被害者が警察に通報した事で処罰されるのは異常、と批判されている。
★被害者の貴ノ岩は2場所全休で30枚降格を22枚降格にとどめて救済と発表したが、
過去に全休した加害者力士に認められた捜査協力特例(番付据え置き)は適用せず批判された。
(警察に通報した被害者への処分)
・暴行被害者の貴ノ岩 → 悪くないのに11枚降格(冬・初場所とも全休で22枚降格)
             前頭8枚目→十両3枚目→十両14枚目
             (cf.過去に加害者力士が2場所全休して番付据置の特例があったが…)
・貴乃花親方     → 巡業部長として報告義務違反で理事解任(理事→役員待遇委員)
             (cf.八角は警察から秘匿要請があったので報告責任不問なのに…)
(暴行現場で暴行を止めず隠ぺいした人たちへの処分)     
・白鵬        → 降格なし、救護責任放棄・報告義務違反はなぜか不問
             (暴力を止めなかったため減給)
・鶴竜        → 降格なし、救護責任放棄・報告義務違反はなぜか不問
             (暴力を止めなかったため減給)
・石浦        → 3枚昇格、救護責任放棄・報告義務違反はなぜか不問
             (暴力を止めなかったため注意)
(警察連絡後2週間放置した相撲協会執行部・責任者への処分)
・八角        → 警察から秘匿要請あったとして、報告義務違反は不問
             (責任者として理事長手当減給)
・尾車、春日野、鏡山 → 警察から秘匿要請あったとして、報告義務違反は不問
             (処分なし)
(暴行実行犯・加害者側への処分)
・日馬富士      → 引退
・伊勢ケ浜親方    → 理事辞任(理事→役員待遇委員)