白鵬説教中に貴ノ岩メール「誰だ?」に「彼女です」

 日本相撲協会の危機管理委員会は19日、平幕貴ノ岩(27=貴乃花)への暴行問題を起こした横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)に対し、
東京・両国国技館で初めて事情聴取を実施した。関係者の話を総合すると、
暴行現場はモンゴル人による飲み会ではなく、日本人3人を含む鳥取の相撲関係者による懇親会だったことが判明。
日馬富士は、ビール瓶は否定したが、カラオケのリモコンと素手でたたいたことを認めたという。

 供述の詳細は明かされなかったが、17日に任意で聴取した鳥取県警の捜査員らによると、
10月25日夜の暴行現場に居合わせた顔触れが明らかになってきた。ちゃんこ店で1次会を終え、一行は2次会へ。
飲食店の個室には、日馬富士と貴ノ岩のほか、白鵬、鶴竜、照ノ富士、石浦のほか、
地元相撲関係者2人(日本人とモンゴル人が1人ずつ)と石浦の後援者が同席していた。
個室の外では関取衆の付け人が飲食し、女性店員が接客していたという。

 この会合は、秋巡業が鳥取市で行われるため、地元関係者が力士をもてなした激励会のようなもの。
モンゴル人同士の懇親会ではなく、1次会も2次会も地元相撲関係者が飲食代を支払った模様だ。

 協会関係者によれば、日馬富士はこの日の聴取でも暴行は認めたが、ビール瓶で殴ったことは否定。
白鵬が説教している時に、貴ノ岩がスマートフォンでメールをいじり始め、「誰とだ?」と聞くと
「彼女です」と答えたところでキレた。カラオケのリモコンや素手で頭などを数発たたいたという。

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