協会は日馬富士にはまだまだ現役でいてくれないと困る事情がある。
鶴竜は次に出場するであろう11月場所が正念場だ。

休場続きの稀勢の里も、ケガとは関係なく、「実は弱いだけでは?」と角界で囁かれ始めている。
親方衆の間では「左差しだけで昇進“しちゃった”横綱」と揶揄する声まである。
引退もそう遠くないと感じている親方衆も多い。

常に優勝を狙える白鵬は東京五輪までは横綱の責任より、自分の体調を優先するはず。
今場所のように、今後は適度に休場を挟みながら、相撲を取るだろう。
満身創痍でも、状態が良ければ安定した成績を残せるのが日馬富士の強み。
まだしばらくは引退させてもらえそうにない。