「ひょええええええええ〜〜」 瞬時に金縛りがとけて俺は立ち上がった。
したらまわりには工事車両も小人もいなくなってて、
下半身むき出しで尻の穴が信じられないほど痛かったんだ。
カーペットにぼたぼた血がこぼれて、
救急車呼ぼうかと思ったくらいだったが恥ずかしいから、
ティッシュを尻に詰めてタクシーで救急外来に行ったんだよ。

待ってる間も痛くて身がよじれそうだった。
やっと俺の番になって尻を見た当直の医者が、
「これ八方に裂けてますね 小人の土建屋に肛門爆破されたんでしょう。
最近よくあるんですよ」って言ったんだ。