ここにきて「稀勢の里のケガはとっくに完治している」という声が聞こえてきた。
力士もよく通う都内病院の関係者は「ケガの影響はない」と断言してこう言う。

「3月場所で左上腕と左胸の筋肉を損傷したが、とっくに治っているそうですよ。
左足も表向きは『左足関節靱帯損傷』となっているが、いくら負け越しが許されない横綱といっても『負け越しそうなんで休みます』とは言えない。
ケガを大袈裟に発表して途中休場するのは、昔から多くの横綱がよくやってきたことです。
稀勢の里はこれまでケガについては具体的なことは明言していないが、これは周囲に口止めされているからのようです。
ケガが完治しているなら、成績が振るわないのは実力ということになってしまいますからね」

週刊誌では稀勢の里の主治医が「ケガは治っている」と断言しているが、本人は口を閉ざしたまま。
若乃花以来、19年ぶりに誕生した和製横綱が「本当は弱い」とバレてしまっては、ファンを失望させかねない。
どうやらケガを前面に出しておけばそれが言い訳になると、協会ぐるみで箝口令を敷いているようだ。