曙が語る真の「かわいがり」とは何か

では、曙さんの時代の“かわいがり”はイジメではなかった?
曙 イジメじゃないですよ。逆ですよ。「ボロクソ言われているうちは花だと思え」って言われたんです。
もう何も言われなくなったら心配しろって。期待されているから毎日胸を貸してくれた。
だって相手は現役バリバリの大関だよ。僕ら新弟子を相手したってしょうがないじゃない。それでも胸を貸してくれた。愛情を感じましたよ。相撲界って当時はそうだったんです。
でも、今は…どっか途中で間違った道をとったんだよなぁ…。なんか、イジメとか、そういうのになっていったね。
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