白鵬「VS貴」深刻に
 協会から「厳重注意」も言い分通る?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000028-tospoweb-fight

 日本相撲協会の
八角理事長(54=元横綱北勝海)が30日、
横綱白鵬(32=宮城野)を理事会に呼び出して厳重注意をした。

処分の対象となった言動は…
九州場所11日目(11月22日)、関脇嘉風(35=尾車)に
敗れた直後に見せた抗議行動。
千秋楽の優勝インタビューの中で
「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と発言。
その中で観客に呼びかけて万歳三唱したこと、の3点。
八角理事長は
「横綱の品格に関わる言動ということで厳重注意をした。
 (嘉風戦の)『物言い』についてはすでに
 審判部でも(取組の)翌日に厳重注意をしている」
と経緯と理由を説明した。
これを受け、白鵬は謝罪したという。

一方、白鵬は11月28日に福岡市内で開かれた
八角理事長による暴行問題に関する講話の席で
「貴乃花巡業部長の下で冬巡業には参加できない」
などと批判する発言をしていたことも、
日本相撲協会関係者の話でわかった。
八角理事長はこの日の会見で発言者を特定しなかったが、
発言の事実を認め、
力士会などで話し合った上で提案するのがルールと注意したという。

また「週刊新潮」が
白鵬らモンゴル出身力士の間で
八百長行為が横行しているとの記事を掲載したことについて、
協会は抗議文書を送ることを決めた。
事業部長の尾車親方は
「協会の名誉に関わる問題」と理由を説明した。