平成12年1月21日、1月場所の12日目に当たるこの日、私は現役引退後、10年ぶりに眩いほどのストロボの閃光を一身に浴びた。
しかし、それは土俵上の上ではなくマイクの前だった。
私は東京・有楽町の社団法人・日本外国特派員協会で八百長を告発する会見を行っていた。