――「クリエイティブ」なんていう言葉に憧れてるあなた。あなたは若い、青い。
この言葉のすぐ裏には、人間の業の深さが真黒なヘドロとなってはりついている。
マンガ界もそうだ。ユーモアだ、諷刺だ、感動だ、笑いだ、なんていったって、
それを描いているマンガ家を駆動しているのは、業である。
金が欲しい、女にもてたいあたりは、まだ業も浅い。クリエイティブでありたいとなると、
救われないほど業が深い。だって、金や女と違ってクリエイティブなんて、測る基準がないんだもの――

って点に尽きるね、俺屍2の問題点は。なぜ創作分野とその類似系ってのは、どいつもこいつも
金目当てだって割り切りも最低限度の科学的抑制が無いんだろうな? もっともあんなの金目当てでだって
要らないけどよ。暇つぶしは筋トレや放送大学、それから十分な睡眠で十分なんだ