僕はこの人が基本好きだが、反感を覚えることが一つある。
モーリーはJwaveで朝5時からの番組「early morley bied」が終了して、
細々とUstreamでi-morleyをやっていた頃、自分のサイトに、メジャー媒体には
背を向ける、と書いていたんだよ。
あと、自分がJwaveの仕事が無くなった後、ハーフのDJのおまえがラジオで
やりたいのはそういうことだったか?って焚きつける発言もしてた人なんだよ。

明らかに、才能はあって、売れても不思議はないんだが、自分で宣言した
スタンスをひっくり返したり、上述のハーフDJへの問いかけに
自分自身が問われているのに平然としている態度には、本当に心底がっかりした。
モーリー、あんたのやりたいことはワイドショーに出ることなのかって思ってしまう。

この人は、口八丁、男芸者、頭の回転は早い、雑学王、話し上手、比喩上手、
ちょっとアウトロー感の演出上手。
そして、環境の異変に気付く臭覚ももってる。
アメリカ人のトモダチ作戦よろしく、外タレに有り勝ちな日本人気質を
うまく掴んで、並みの乗れる世渡りくらいできる。
だから、こういう問いも簡単にスウェイバックするんだよね。
奥さんも口が達者だし。

だけど、モーリー自身もわかってたと思うし、この人の周りも
「モーリーは頭がいい、優秀だ」って言ったりして鼓舞してた。
だからこそ、オーバーグラウンドに背を向けるようなスネたことなんて、
言わなきゃよかったのに、と思う。
言ってることをひっくり返されるのは、一挙一投足を見てきたモーリーファンに
とっては、がっかりだ。

それでも、この人は、少数のコアファンの維持より、新しいファンが上回れば
OK、と打算的に考えられる計算高いアメリカ人気質だから、
ま、いんだろうけどね。