母親との確執というのは社会的に根深い問題で諸悪の根源は母親にあるという発想がミソジニーの根本にある
娘が女としての魅力に欠けるのは母親に似たせい
息子がダメ男なのは母親の教育が行き届かないせい
夫がダメ男なのは妻の銃後の守りが行き届かないせい
社会は女が悪いという暗黙の了解で成り立っているので、不倫問題はまず女の不貞が叩かれる
女をたくさん物す男はイイ男だが、男を物す女はふしだらである
娘達はそういう社会の空気を敏感に読み取って育つので、女の敵は女であると刷り込まれている
女の自己嫌悪というのは早い段階で基礎工事ができているから、防衛機制として同性に嫌悪感を投射するのは当然の成り行きといえる