http://home.m05.itscom.net/h25/fj.news050927.html
 株式市場は、この事態に敏感に反応し、学研の株価は大幅に下落しました(現在240円前後)。
私たちが株主総会の場などで、「見せかけの黒字決算計上へ自転車操業状態の学研の経営」
として、「出版の委託販売制度を利用して3月決算直前にムック本等を乱造して売上げと利益計
上を、この数年くり返している学研は、黒字回復を果たした、と言っても形だけ。返本増大で中間
決算の赤字は膨れるばかりで、04年9月は、27億円の赤字で前年9月の倍に。今年4月以降
の市販部門の在庫は114億円でその内、E級在庫(廃棄するしかないもの)は54・8億円にも昇
ることが判明。早くも返本の山。この雪だるま式赤字の実態を隠すために、また3月決算で帳尻
合わせを行う悪循環はアリ地獄にはまったようだ。」と訴えてきた学研の実情が、株主にも見えて
きたのです。

 売 上 げ は 計 画 よ り 1 0 億 円 以 上 の マ イ ナ ス

 さらに驚くことに社内発表された第一四半期を過ぎての4ヶ月間の本社の売上高計画は214億
8千万円、売上げ実績は204億1千万円と10億7千万円ものマイナスであり、対外発表された
上半期で2億円程度の下方修正ですむのか疑わしいものがあります。なお、営業損失は、計画
で18億6千万円の赤字に対し、実績で26億2千万円の赤字となっています。