●そのようなわけで、オタク系とサブカル系の違いについて。

ボクは中高校生時代には両者の違いなんて全然気づいてもいませんでしたし、今は違いがあるにしろたいした差ではないと考えています。

なので違いを強烈に意識したのは大学時代だけとなるわけでして、そのときのボクはどうしてそのような事を考えていたのかを簡単に書いていこうかと。

結論から言いますと、オタクは「対象を自分(オタク社会と広げていい鴨)が楽しむための物」として扱い、サブカルは「対象を自分を飾るためのアイテム」として扱っているという違

いがあるわけです。

大学時代のボクはお洒落のために対象を使っているサブカルが、まったく飾っていないオタクをバカにしていると感じたわけですな。いやぁ、あの頃のボクは本当に熱かったんですね。

しかし楽しんでいるかお洒落に利用しているかは内面の問題なので、似たような対象を扱っている以上はそれだけでは外面からは区別がつかないはずです。

しかし扱い方の違いが、外部への作品・対象・意見の見せ方・書き方・話し方に違いが現われていると考えます。

これまた結論から書きますと、オタクはどんなに自分が対象が好きかという見せ方をしています。

対象と自分の距離の近さをアピールするのに対して、サブカルは対象と自分の距離や関係を見せないようなまるでただの研究対象のような見せ方を好むと思われます。

まあ、オタクとサブカルの違いをほとんど気にしていなかった人間の意見なのでただの印象ですが、それでも当たらずとも遠からずじゃないかなぁと。

まとめますと、オタクとサブカルの違いの軸は内面的には「楽しむため−飾るため」で、外面的には「好きを強調し距離は近く−研究対象のように距離は遠く」となるわけです。