エニカラ長文ニキのありがたいファンダネタを貼ってやろう

なぜエニカラがカバー以上に評価されているのかというと、売上にたいして収益率が異常なほど高いからなんだ
どうやってこの収益率を実現しているのかというと、エニカラはタレントへの報酬がカバーの10分の1くらいなんだ。
グッズ売上・広告収益・スパチャ、タレントのあらゆる売上から会社側が絞りとることで実現してきたわけだな。

当然エニカラのタレントからはたくさん不満が溢れていた。
とくに物価が日本より高い、海外のタレントからは多くの声があがっていた。
現時点で海外展開はCH、KR、ID、IN市場から撤退して、にじさんじENのみが残っている状態だ。
結果、ミスタ・リアス(登録者数115万人)と狐坂ニナ(登録者数60万人)を筆頭に
エニカラでは今年だけで30人近いタレントが辞めることになったんだ。(VTAを含めるともっと多い)

とはいえエニカラはタレントの回転率が早い収益モデルで売ってるから
人が辞めるなら追加したらいいというスタイルで今年は現時点で18人の新人を追加したんだ。
人材の入れ替えっていうのはデビューと卒業という大きなイベントがあるから中々良い稼ぎになるんだ。
それで回っているうちは良かったんだけども、今年に入って徐々に人気に陰りが見えてきたんだ。

こんな収益モデルだから人材を軽く扱っているだの中抜きが酷いだの
海外ではひどい言われようで、ブランドイメージが悪くなってきた結果というべきか
とうとう辞めたタレントと新人タレントで、徐々に釣り合いが取れなくなってきたわけだな。

そしてとうとう2023年5月に事件が起こった。
2023年3月に契約解除になったにじさんじEN「ザイオン・ランザー」が
にじさんじ運営であるエニカラとリスナーに対する声明文を発表したんだ。
内容はエニカラのタレントにたいする不当な扱いについて、20数ページに渡る内部告発文書だったんだ。

この「ザイオン文章」で最も目を引いたのが、エニカラの行っている中抜きについてなんだ。
広告収益・スパチャ・グッズ収益に至るまでのタレントのあらゆる収益のほとんどは
エニカラの取り分となるので、タレントを推すためにグッズを買ったりスパチャをしても意味はないぞって話だな。
後にエニカラを辞めるミスタ・リアスはグッズ収益のタレントの取り分は1〜2%だと答えている。

結果として、2023年5月から例年と比較して大きくスパチャ額が低下した。
グッズの売上にも影響が出ていると考えられる。
リスナーはタレントのためにスパチャやグッズを買っていたという事だな。
とはいえすぐに影響はでないだろう、Youtube収益は2ヶ月後に入るしグッズ売上の期ズレもある。
業績に影響が出はじめるのは2023年7月頃からと考えられる。
決算でいうと2023年9月決算で軽微な影響、12月決算で大きく表面化してくると予想される。