なお、期初予想時点では前年
同期比増収営業減益を想定しておりましたが、前年同期比増収営業増益を達成する見込みです。

2.修正の理由
当社グループの属するパソコン市場は、急速な円安進行等に伴うパソコン製造に係る原材料・部材価
格の高騰の影響を始め調達環境には引き続き不透明感が継続すると共に、前年に続き出荷台数ベース
での前年同期比マイナス傾向が継続する等、需要サイドにおいても軟調に推移しております。
また、当社グループが事業展開を行う欧州各国及び東南アジア各国においても経済活動が正常化し
つつある一方、賃金上昇率を超える物価上昇圧力の継続に加え、ロシア・ウクライナ問題の長期化に伴
う不透明感の継続や、中国における特定地域におけるロックダウン政策の影響により一部経済活動に
制約が出る等、前年度に引き続き予断を許さない状況が継続しております。
このような状況下、国内パソコン関連事業におきましては、特に需要の高い製品セグメントに注力し
た製品展開及び営業施策、Web 広告等の広告宣伝活動を展開するとともに、迅速な在庫確保や価格調整
に努め、前年同期比での売上高成長を継続しております。
また、欧州におきましては、前年からの反動減やロシア・ウクライナ問題に伴う不透明感等から、期
初予想時点では減収減益を想定しておりましたが、増収を確保した見込みであり、非常に厳しい事業環
境下ではありますが、堅調を維持しております。
また、コロナ禍において赤字基調が継続していた総合エンターテインメント事業におきましても、順
調に業績回復傾向を示しております。
このことから、期初予想策定時には、前年同期比増収減益で想定しておりましたが、増収営業増益を
達成する見込みとなりました。