米Bloombergによると、新型スイッチの画面は韓国サムスンディスプレイ製であり、サイズは7インチで解像度は1280×720(いわゆる720p)とのことです。

現行のスイッチや携帯専用モデルのLiteは画面サイズがそれぞれ5.5インチと6.2インチ、どちらも720Pのため、「解像度はそのままに画面が大型化」となります。

Nintendo Switchの高性能モデルSwitch Pro(仮)は昨年(2020年)から噂されており、有機EL画面を搭載してドック接続時に4K出力に対応するとの予想は何度も囁かれていました。

任天堂の古川社長は2月の決算発表にて「発売4年目で最高の販売台数を記録したばかりの状況において」との条件つきで新モデル発表はないと述べていましたが、2月の直後ではない年末に発売される可能性は否定していないとも解釈できます。

ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社DSCCの共同創業者である田村喜男氏は、有機ELパネルが現行スイッチの液晶ディスプレイよりもバッテリー消費量が少なく、コントラストも高く、おそらくレスポンスも速いとのコメントを寄せています。

2019年夏のマイナーチェンジ版もバッテリー駆動時間が改良されていましたが、さらにモバイルバッテリーなしで運用しやすくなるのかもしれません。

Switch ProはNVIDIAのDLSS技術に対応し、「動作は軽くて高画質」が実現するとの予想もあります。

発売から4年目を迎えたSwitchはまだ売れ行きに衰えはないものの、PS5やXbox Series X|Sなど他社の新世代コンソールが登場した今となっては最先端の表現を扱うことは難しくなっており、強化モデルの投入は必須とも思われます。