第二四半期の決算説明会資料を見てるけど経営陣は現状を楽観視しすぎてると感じた。
まず、コロナ影響による売上減少は一時的なものと考えていること。
そのため、のれん残高 1,461億円減損の兆候を全く認識していない。
Q2末において借入金に関する財務制限条項に抵触し1,540億円の長期借入金が
短期借入金に移動したこと。
一般に長期借入金は金額と返済スパンが長いから銀行がリスク回避のため審査が
厳しい。短期借入金は売掛金の回収が返済原資となっているため赤字でも融資が受
け安い傾向にある。長期借入金がなくなることは今後取引金融機関の支援が厳し
くなることが想定される。