「アンジェス」、新型コロナウイルス予防ワクチン開発のきな臭さ(続)


株式市場は活況だが、「継続疑義注記」など問題ありの“ハコモノ上場企業”も
ドサクサに紛れて急騰している感がある。
バイオ分野では「アンジェス」(4563。マザーズ。大阪府茨木市。重要事象等)

本紙はバイオベンチャー上場企業「アンジェス」が新型コロナウイルス
予防ワクチン開発に名乗りを上げているが、それを主導しているのはアンジェス創業者で、
阪大教授(専門は遺伝子治療学)の森下竜一氏だが、

あの「加計学園」疑惑は安倍首相が議長を務める内閣府特区制度で
例外的に獣医学部新設を認めたことに情実などなかったというものだが、
森下氏もまたこの特区制度で何を認めるのか検討する内閣府規制改革委員を務め
、医療分野のアドバイザーを行っている。

その際、すでに一部マスコミで報じられていることから、わざわざ触れなかったのだが、
医療業界関係者から一般には知られていないから是非追加すべきといわれたのでここに追加報道する。

横に転載した写真に見覚えのある読者は多いことだろう。
2013年5月10日、萩生田光一文部科学大臣(当時は安倍総裁特別補佐)が自分のブログに投稿したもの。
その後、加計疑惑が浮上した際、安倍首相と加計学園の加計孝太郎理事長の「腹心の友」ぶりの証拠として
よく取り上げられた。

この写真は、同年5月5日のゴールデンウィーク中、安倍首相の山梨県内の別荘でビールを
飲みながら談笑しているものだった(右端が萩生田氏。中央が加計氏)。
そして翌6日、3人は近くの「富士桜カントリー倶楽部」で行われた安倍首相主催のゴルフコンぺに
参加しているのだが、それは4組、すなわち計16名のミニコンペだったが、
そのメンバーに森下氏も入っていたのだ。
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