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ソフトバンクG、防護服100万着供給へ

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ソフトバンクグループ(SBG)は品不足が起きている医療用の防護服を100万着調達し、5月にも日本に供給する。
SBGの孫正義会長兼社長が21日夜、ツイッターでの投稿で明らかにした。SBGが利益を上乗せせずに国内の医療機関などに販売するという。

SBGは詳細について「調達先の社名は控える」としているが、孫氏が自身のネットワークを使って確保したという。
孫氏によると、調達する防護服は米食品医薬品局(FDA)などの認証済みで「日本国内の医療機関に提供できるように現在調整している」(SBG広報)という。

新型コロナ対策の支援として孫氏は11日に、月に3億枚のマスクを供給することも明らかにしている。
中国電気自動車大手の比亜迪(BYD)と連携して、同社が現地で生産するマスクをSBGが買い取り、日本の医療機関などに販売するという。5月からBYDが中国でSBG向けの製造ラインを新設するとしている。

2020年4月21日 22:54 日経