ウィーワークが一部テナントの賃料を半額に、新型コロナ受け−関係者
4/1(水)
Bloomberg

米ウィーワークは、一部のテナントに賃料の半額割引を提供している。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中、
より長期のリース契約の締結を促し、解約を最小限に抑えることが狙い。
事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
この取り決めを公に話す権限がないとして匿名を条件に語った関係者の一部によると、
割引の一部は月単位の契約の形をとり、2、3カ月間程度の契約に同意している米国内のテナントが対象。
別の関係者によれば、同社は以前から割引を使ってテナントを呼び込んでいるが、
新型コロナの感染拡大以降はこのプログラムをより定期的に調整してきている。
今回の割引の対象範囲は不明だが、証券当局への届け出によると、
昨年6月時点でウィーワークのテナントの4分の1余りが月単位のリース契約を結んでいた。
ウィーワークの担当者はコメントを控えた。