>>633
流石に心の内ではちゃんとわかっていると思うが、
必ず1系統残るか、と言えばそうじゃないでしょ。

それぞれの電源系統は地震で壊れないように設計してるが、
一系統だけだともしもの時に壊れたら困るので
複数系統の電源を用意するってのが設計時の基本的な考えでしょ。

もし、地震でいくつかの系統が壊れるのは当たり前、という前提で設計してたら、壊れるのは全てか0かわからない。
大地震の度にいくつ系統が残るのかの運試しをするようなものだ。
そして生きているのが0系統の場合は福一と同じ結果になる。

それに、想定した条件に耐えられないかもしれない機器で冗長構成を採ってダウンタイムを無くそうって考えで設計するのは
最悪、故障しても構わないシステムに対して行うことだ。
(というか、電源喪失を必ず避けることができないなら、
電源がなくても対応できる仕組みがないといけないが、それがないのは設計の甘さだな。)

女川の5系統のうち4系統使用不能という事例は、
電源系統の設計の甘さを表していると言える。
ポーズじゃなくて、本気で地震に備えてたなら、2〜3系統は生きてないといけなかった。