自動走行バス4月導入へ 福島第1原発で
http://www.sankei.com/photo/daily/news/180215/dly1802150023-n1.html

 東京電力は15日、廃炉作業が進む福島第1原発構内で作業員らが利用する自動走行の電気自動車(EV)のバスを、
4月をめどに導入すると発表した。作業員の利便性向上などが目的。昨年11月に走行試験などを実施して安全性を確認
したソフトバンクグループのバスを採用する。
 バスはあらかじめ設定した走行ルートを記憶し、人や障害物などをセンサーで検知しながら自動走行する。構内では協力
企業ごとに車に作業員を乗せて移動しているが、バス導入で効率化を図る。夜間の運用も検討中。
 導入台数など具体的な運用は今後決める。昨年の試験走行では、海外で走行実績がある2社のバスで構内の2カ所を
結ぶ往復約1・8キロを実際に走らせた。