長期で待てる人は余裕で大勝利できる銘柄、とも思う
実力者集団が青写真描いて堅実に前進して行ってる印象がある
バフェットみたいな人はこういう下げを嫌と言うほど経験して来ただろうが、気にならないのだろうな
たぶん秘密は、資金を一銘柄にオールインするんじゃなく、複数の銘柄に分散させているので、成功している他の銘柄を眺めることで心を癒しているんだろう
そしてそちらの伸び代がなくなったら売却して、その資金で含み損の銘柄をナンピンしたり、
いろいろとそういうことをちょこまかとやってるからたいして気にならないのだろうが、オールインタイプの人はどうやってこの種の苦痛に耐えるのだろう
株のことは忘れて仕事に打ち込むにしたって、帰宅すれば絶対に株価をチェックしてしまう私のような人間にはなかなか理解できないことだわ

とりあえずホルダーはドンマイ
私がもしホルダーなら可能な限り早くに損切りし、別の銘柄を探す
GDの寄ったところで損切って、その後リバウンドをしたために「しまった、早売りしてしまった!」と後悔することが時々あるが、その後結局下落して、
結果的には早売りではなかった、ということがよくあるので(いつもこのパターンの繰り返しなので、これはもう自分の中で不動の定石と化してしまった)
ただ、高い授業料を払うつもりでここを損切るにしたって、そのために何か教訓を得るのでなければ、また同じ過ちを繰り返してしまう
こういう失敗は学びや気づきの良い機会だし、自分はその都度成長し、今ではなかなか負けないようになっているが、その知識を今ここで開陳する気はない
まあいくつか挙げるなら

@株は上がるよりも下がりやすい。株は下がってる時間の方が長い。適当に買えばだいたい損する。基本的に空売りの方が儲けやすい
(自分は不測の材料による踏み上げが怖いので現物の買いしかしないが)
A株で勝つ方法は思いの他シンプル。小学生に質問しても答えられるほどシンプル。シンプルに考えれば活路が見えて来る。
 具体的な答えは言わないが、市場参加者はリアリスト、それもかなり徹底したリアリストだということをヒントとして言い添えておく(これは@につながる)
Bテクニカル指標は基本的に役に立たない。
 長期的な上昇が見込める銘柄(例えば今ならフィル・カンパニーのような)で、具体的な買い材料を欠いているような銘柄を売買する際の判断材料としてかろうじて使えるかどうかというレベル
Cバフェットも言っているように、「投資の場合ストライクゾーンギリギリに決まるボールを三球見逃してもアウトにはならない」。
 待つのは苦痛だが、ノーポジで待つのは含み損を抱えて待つより遥かに楽
Dホルダーはただの思惑を希望的観測によって補強しやすい。これは人間心理の基本的な構造に由来しているので、個人の欠陥の問題に帰することはできない。
 それを意識的に克服するのは人間を超えるということであり、普通はできない
E株で大金を得る方法。
 【ルート1】Dの超人的な克己心を手にし、損切りする勇気を持つだけでなく、銘柄の価値を正しく見抜く目をも持ち、短期売買を繰り返す
 【ルート2】上昇途中の下落局面、それによる含み益の目減り、機会損失等に耐え、長期投資を貫徹する
 どちらも難易度高すぎ。普通はこんなことできない

こんなところか
ではおやすみ