0561名無しさん@お腹いっぱい。
2018/05/21(月) 13:17:36.44ID:Nqijgqo0米アップルの18年発売予定のスマートフォン向けに、4辺狭額縁の新型液晶の受注が決まったもよう。
7―8月頃から工場の稼働率が上がるとみられ、次の仕込みができる多少の猶予はできた。
東入来会長兼CEOは「(18年度は)なんとしても当期黒字化を達成したい」と話す。
JDIが対応しなければならない課題は大きく二つある。
@有機エレクトロELの量産化に向けた外部資本提携交渉と、
Aスマホ向けパネル事業の変動性をカバーする事業の多角化だ。
ただ有機EL量産化については「風向きが変わった。市場を見極めじっくり判断する」(東入来会長)と、慎重に進める考えだ。
17年にアップルが発売した有機EL搭載スマホ「iPhoneX」は、
高価格などを理由に販売は低迷。
当初、アップルは18年の新製品3モデル全てに有機ELを採用するとみられていたが、有機ELの不振を受け、1モデルは液晶になる見通しだ。
こうしたアップルの動向は、他のスマホメーカーにも波及する可能性が高い。
液晶への追い風が吹く中でJDIが切り札とするのは、4辺を超狭額縁とした液晶パネル「フルアクティブ=FA」だ。
シャオミなど中国スマホメーカーへの採用が進み「販売は好調。
18年はさらに顧客数が増え、売り上げに貢献する見通し」(JDI幹部)という。
スマホ向け液晶パネルを手がける茂原工場(千葉県茂原市)や、白山工場(石川県白山市)では、夏頃からの稼働率向上が見えてきた。
17年度は60%ほどだった工場全体の稼働率は「18年4―12月期に90%程度まで向上する」(同)と打ち明ける。