http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081024t14032.htm
砂被り席に屋根設置 Kスタ宮城改修計画

砂被り席から生まれ変わる「プレステージ・プラチナ」席のイメージ

 プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する楽天野球団は23日、来季に向けた本拠地クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城・仙台市宮城野区)の改修計画を発表した。
従来の「砂被(かぶ)り席」に屋根を付けるなどした年間シート「プレステージゾーン」を新設し、より快適な観戦スペースを提供する。
総投資額は約3億円。

 プレステージゾーンは計517席。砂被り席に屋根を付けた「プレステージ・プラチナ」、プラチナ席の上部で、バックネット裏最前列で観戦できる「プレステージ・エキサイト」―などがある。いずれもクッション付きの座席となり、専用バーラウンジも利用できる。
来年3月下旬の完成を目指す。
バックネット裏前列席の改修などもあり、球場全体の収容人員は100ほど減る見込み。

 併せて、来季から観戦チケットの料金を5段階に分けて販売する「フレックス・プライス」を導入。米大リーグでは一般的なシステムといい、週末や休日、人気カードの料金を上げる一方、寒冷期や平日ナイターの料金を引き下げる。

 球団はまた、本年度の収支見通しが昨年度とほぼ同じ約8億5000万円の赤字になる見通しであることを明らかにした。
2008年10月24日金曜日
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