>>811
 メジャーリーグで当時、日本人初の球団広報として松井を担当した江戸川大学教授の広岡勲氏に聞くと、

「あの時の会見では、できる限り松井の言葉で答えてもらうようセッティングしました。メジャーでは取材される側の義務と、する側の権利が規定されており、取材を拒むことはできない。隠し通すのは得策ではないし、スポーツ選手は自分がいかに競技に打ち込める環境を作るかが最も重要。そもそも結婚は相手あってのことですから、パートナーへの思いやりを第一に、バッシングを防ぐ対応が著名人に求められるわけで、結果的に世界中から祝福された大谷くんの対応は見事でした」

 3月21日発売の「週刊新潮」では、羽生の「メディア不信」を生んだ事情などと併せて詳しく報じる。

「週刊新潮」2024年3月28日号 掲載