棚卸し


ほぼ日、第二回で「「できない」という概念がなかった」という羽生サンの言葉から「選択肢がないから、それだけができる」という解釈を見出す重里さんがすごいなあと改めて
もちろん羽生サンの丁寧な説明があったからなんだけど、大抵は「自信家だったんだね」で終わってしまう話だよね


できないという概念がない話は他でも話していたことがあるけど、たぶん彼をよく知らない人は一流アスリートにありがちな強い自己肯定と捉えてたんじゃないかなぁ


第4回、成長過程における人格の変化に切り込んだのはメディア慣れしてる彼にとっても予想外だったのでは
だから最初の返事が鸚鵡返しになってますよね
ところがここから圧巻のMOTHER2トークが始まる
これこそが彼の頭脳の真骨頂って感じがしますね


ゲームを通して「人格的には歪んでる状態」を学ぶというのは、ゲームをやらないで育った自分は想像もしなかった
でも何も考えずにただクリアする快感に取り憑かれてゲームをやってる人もたくさんいるんでしょうね


このあとの展開もまたすごくて
人格の話からゲームで得た学びときて、ゲームにおける「くだらねー」要素はフィギュアにおける芸術点?!というところまで話が飛躍するのが面白すぎるw


第五回の余白の話で不意に思い出したのが、羽生サンて抽象的な衣装が多いじゃないですか
あれも余白だと自分は思ってて
それに対してコスプレは余白がない
だからよく〇〇風の衣装着てほしいみたいな希望を見かけるけど、余白のない衣装はつまらないだろうなあ