羽生結弦さん「とても学びのある時間」 糸井重里さん「ちょっと衝撃でした」 「ほぼ日」で夢対談 3/2(土) 6:00配信 スポーツ報知
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 スポーツ報知コラムでおなじみのコピーライターの糸井重里さん(75)が、プロスケーターの羽生結弦さん(29)との対談を実現させた。糸井さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で大型連載「いつ世界が終わっても。」を1日からスタート。初回テーマ「憧れに近づいていく作業」など全12回が英語、中国語にも翻訳され、約2時間の熱い語らいが世界に発信される。糸井さん、羽生さんが、1日までにスポーツ報知の取材に応じ、互いの印象や対談後の感想を明かした。(取材・構成=高木 恵)

 きっかけは昨夏に羽生さんが出演したテレビ番組「おげんさんのサブスク堂」(NHK)だった。ゲーム好きで知られる羽生さんが、糸井さんが企画、設定、シナリオを手がけた人気ロールプレイングゲーム「MOTHER2 ギーグの逆襲」のファンであることを公言したのだった。

 糸井さんからのオファーに羽生さんが即応じる形で、今回の対談は実現した。昨年12月、静寂に包まれた仙台のスタジオで初対面を果たした2人。「MOTHER」シリーズのキャラクター「どせいさん」のぬいぐるみが鎮座したテーブルを挟んで向き合った。

 年の差「46」の2人の会話は弾みに弾んだ。1日に公開になった第1回は「憧れに近づいていく作業の繰り返しだった」という、羽生さんのスケート人生の始まりがテーマになっている。

 羽生「以前から、糸井さんがぼくのことを気にかけてくださっていたのを、ありがたいなと思いながら拝見していました。印象に残っているのは、2019年だったかな、『いまも練習してるんだな』みたいなことをツイートしてくださったこととか」

 糸井「そういうふうに、本人に知られていることを、ぼくはもちろん意識してません(笑)」