【ドーピング決着までの全容】ワリエワの世界記録272.71点は残り、五輪団体戦メダルは剥奪へ――
野口美恵スポーツライター
1/30(火) 13:29
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/97d2a0309787894eb0e280f6d53c84b727746b52

> 2年近く続いてきた、カミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング違反問題が、1つの決着を迎えた。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は29日、ワリエワについて、2021年12月25日から4年間の資格停止処分とする裁定を下した。

> これを受けて、国際オリンピック委員会(IOC)は「2022年北京大会を含む2021年12月25日以降の成績は失格となった。最終結果は、国際スケート連盟が決定する」と発表。

> さらに国際スケート連盟(ISU)は「CASの決定を歓迎する。1月30日にはCAS決定の影響に関する完全な声明を発表する予定である」とした。

> つまり、オリンピックのフィギュアスケート団体戦、女子個人戦の新たな結果については、1月30日のうちにも、ISUから発表になる可能性がある。通例であれば、フィギュアスケート団体戦は、アメリカが金、日本が銀、カナダが銅メダルへと繰り上がる。日本としては、宇野昌磨、鍵山優真、坂本花織、樋口新葉、三浦璃来&木原龍一、小松原美里&ティム・コレトの8人が、いよいよ念願のメダルを手にすることになる。



団体戦後、会場ではマスコットのみが授与された(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
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