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野口美恵
スポーツライター

解説スポーツ仲裁裁判所(CAS)の決定は、今年1月末に出ることになっています。まだCASの仲裁人による審議が終わっていないので、確定とは言えませんが、ロシアメディアが報じたのであれば、何かしらの情報があってのことでしょう。
RUSADA(ロシアアンチ・ドーピング機構)は、ドーピング違反を認めながらも、ワリエワは要保護者に当たるため北京五輪の資格停止はしないと判断。主張の平行線が続いていました。
北京五輪からほぼ2年の時間がかかりましたが、決着はもうすぐです。

ロシアの団体戦金メダルが剥奪となれば、アメリカは金メダルに、日本は銀メダル、そして4位のカナダが銅メダルとなります。日本では、宇野昌磨、鍵山優真、坂本花織、樋口新葉、三浦璃来&木原龍一、小松原美里&ティム・コレトの8名が銀メダルを獲得することになります。

最終決定を見守りたいと思います。