ワリエワがドーピングで金メダル剥奪へ 日本は繰り上がり団体銀メダル=露報道
1/9(火) 17:06配信
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a6f87ba93cacba613504a4dfe41bbaf01dff72d

 2022年の北京五輪期間中にドーピング陽性が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)が、同五輪で獲得した団体金メダルをはく奪される見通しになったとロシアメディアが報じた。

 ワリエワのドーピング問題を巡っては、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が2月に裁定を下す公算が高まっている。

 そうした中、ワリエワの地元ロシアで金メダルはく奪の方向性が伝えられた。同国メディア「チャンピオナット」は「カミラ・ワリエワとロシアチームは、団体金メダルをはく奪される」と報道した。

「今年、カミラ・ワリエワの壮大なドーピング事件がついに決着する。CASは、スケーター自身がオンラインで出席した数日間の審問を経て、最終的な判決を下すことになる。ワリエワが完全に無罪となるとは考えにくい」との見通しを示した。

 そして「ワリエワ、マーク・コンドラチュク、アナスタシア・ミシナとアレクサンドル・ガリヤモフ、ビクトリア・シニツィナとニキータ・カツァラポフで構成されるロシアチームは五輪の金メダルを失うことになる」と北京五輪の団体金メダルのはく奪が内定したと指摘。

 続けて「ワリエワはさらにいくつかの金メダル、ロシア選手権や欧州選手権でのメダルを失うことになる」と北京五輪前の金メダルも次々と失うことが濃厚になった。

 ロシアの団体金メダルがはく奪となれば、3位だった日本が繰り上がり銀メダル獲得になる。最終決定の行方に注目が集まる。