羽生結弦のメディア批判はなぜ矛盾しているのか 「元妻側を否定するのは言行不一致」「幼さを感じる」
1/9(火) 11:41配信 デイリー新潮

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a04ee8d059d95fd8d6476c7e3055e52049b7c4a

■ 「チーム羽生」を忖度する空気

 昨年、突如として「スピード離婚」を発表したプロフィギュアスケーターの羽生結弦(29)。昨年末にはSNSで感情をあらわにメディアを痛烈に批判するなど、これまでの羽生のイメージとは異なる行動が…。


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 昨年12月26日、羽生は自身の公式SNSで、こんなメッセージを発した。

〈酷い“妄想”とか、“想像”や“嘘だけ”で記事になっててびっくりします

すごいですね 訴訟して勝ってもなにも良いことないのでしませんが〉

 さらに彼の公式インスタグラムでは、以下の直筆メッセージが投稿されたのだった。

〈10代の頃からずっと、嘘や妄想や、出会ったことすらない関係者さんの話で記事が出ますが…面白いですね ありったけの体力と精神と技術と、自分を、スケートに込めていきます。〉

■王国を築いてきた自負

 ファンの中にも首をかしげる者が出るほどの痛烈なメディア批判。念頭にあるのは、元妻の末延麻裕子(すえのぶまゆこ)さん(36)の近況と再出発への決意を初めて伝えた「週刊新潮」や、彼女の近しい人物からの痛烈な批判インタビューを掲載した「週刊文春」あたりだろうか。

 それらのメディア批判を偽らざる本音として発信した羽生は、礼賛記事しか掲載されないように自らの王国を築いてきた自負があるのだろう。

「週刊新潮」1月4・11日号で報じたように、現役時代から羽生を支えてきた母や姉らは「チーム羽生」としてメディア対応にあたってきた。たとえばスポーツ紙の取材で意に沿わないものがあれば、競技に関係ないとしてはねつける。

 メディア側も需要の高い羽生にインタビューなどの取材ができなくなることを恐れて、いつしか「チーム羽生」を忖度する空気が生まれていたという。