東海大は往路16位。初出場の兵藤(2年)が「周りのペースが速くても冷静にレースを進められた」と1区5位でつないだが、徐々に勢いを失い、5区で大きく落ち込んだ。両角監督は「予定通りといえば予定通り」と振り返った。

 復路での巻き返しに向け指揮官は「石原(4年)がひっくり返しますよ」と予選会を欠場したエースに期待を寄せる。10位から19位までが1分34秒にひしめく激しい順位争いの中で、「中継所付近での粘り強さを重視したい。目標はシード権獲得。7区で圏内に入りたい」と見据え、前回15位で逃した3大会ぶりのシード権獲得を目指す。