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当初、羽生はAさんを“一般の方”と説明していた。しかし、Aさんの地元紙が、彼女が有名なバイオリニストだったことを実名報道すると、一転、Aさんに関するさまざまな情報が報じられた。

「お相手がAさんと判明すると、インターネット上に彼女の経歴に関する報道や目撃談が溢れました。その中には、2019年に『週刊文春』がAさんと某大物ミュージシャンの恋愛情報を追っていたこと、彼女の昔の恋愛話、若いころのギャル風ファッション姿の写真など、バイオリニストとしての華麗な経歴とともに、過去に関する多くの情報が流れたのです。
 
 Aさんは結婚前に自身のSNSを全て削除するなど“対策”はしていたようですが……羽生さんにとって、Aさんの恋愛情報なんかは初耳のこともあったでしょう。こういう想定外も離婚の理由の一つではないかと見られています」(前出・フィギュアスケート関係者)

もちろん結婚後に初めて、お相手の過去を知るケースは一般でも少なくはない。要は結婚後に起こった全てが、羽生にとって許容できるものではなかったということなのかもしれない。

「食や健康管理を含めた私生活から競技に至るまで、超完璧主義で通してきた羽生さんにとっては、結婚相手の素性が露呈したこと、さらに自分が知らなかった話まで含まれていたことなど、全てが想定外だったのでしょう。聞いている限りAさんは真面目なかたで、所属していた芸能事務所も辞めて表舞台から退くなど、結婚するにあたり、できることはやっていた印象でしたが……ただ、離婚については夫婦が納得しているのであれば、周囲がとやかくいうことではないのかもしれません」(前出・フィギュアスケート関係者)

 この12月初旬は、羽生の住む仙台も、都内も、そしてAさんの地元も、総じて冬の到来を告げる厳しい寒さに見舞われる予報である。