今更、浦田前監督や当時の選手個々の名前を挙げて批難することはしたくない。しかし、夜な夜な選手を連れ回すことが横行していたり、やる気のない選手が頑張ろうとする選手の足を引っ張ったり、寮からのバイク通学が黙認されていたりした、およそ信じ難い負の行為が蔓延していた環境から、それを改善し正常化することがどれほどたいへんで、時間と労力を要することだったかを考えたことはありますか?
藤原監督とて人間です。時々何で?と思うことをやらかすこともあります。でも、軸がぶれずに信念を貫いてきたからこそ、また、それに応えられる選手が揃ってきたからこそ、「立て直せた」し今年の箱根駅伝の結果があったのではありませんか。