PCSの上位4人で羽生を基準とした場合のファイブコンポーネンツ比較
カッコ内は羽生との差の数値

フリースケーティング

羽生 95.84  ※係数をかける前の数値は47.92
9.64  9.39  9.61  9.64  9.64

チェン 94.78(-1.06)  ※係数をかける前の数値は47.39(-0.53)
9.50(-0.14)  9.21(-0.18)  9.61(0.00)  9.50(-0.14)  9.57(-0.07)

コリヤダ 89.34(-6.50)  ※係数をかける前の数値は44.67(-3.25)
9.00(-0.64)  8.75(-0.64)  8.96(-0.65)  8.96(-0.68)  9.00(-0.64)

宇野 89.02(-6.82)  ※係数をかける前の数値は44.51(-3.41)
9.04(-0.60)  8.86(-0.75)  8.68(-0.96)  9.07(-0.57)  8.86(-0.78)

http://www.isuresults.com/results/season1819/wc2019/data0105.htm

フリーのPCSで90点を越えたのは羽生とチェンだけ
とにかくこの二人が抜きんでていることが分かる
ほとんどの項目は羽生の方が数値が高いが、PEについてはチェンが羽生と同じ数値を出した
あと、INについてはチェンがフリースケーティングでも羽生とほぼ同等の評価を受けている

フリースケーティングのPCSについてはまだ羽生に少しアドバンテージがあると思う
その要因としては、ひとつにはエレメンツの数が多い&演技時間が長いので
ミスをしても他で取り返す余地がある
もうひとつは係数
係数をかける前とかけた後の数値を見れば分かるが、係数をかけることによってPCSの差は2倍に広がる

ただ、ショートプログラムについては、エレメンツの数が少ないことに加え
係数が1なのでPCSでは差が付きにくくなる
ショートプログラムでの技術的なミスは致命的である