「後ろ指さされないように生きて行きたい」とか、言い回しがちょっと古臭いというか、周りの大人に植えつけられた価値観を「優等生」として喋ってるんじゃないかな。
普通、あの位の歳なら古臭い価値観でしゃべるの嫌がったりするでしょ。自分なりの言葉を重ねて、段々自分の言葉を確立していくっていうか。
羽生選手はそういうのが無いから、年配の人が特に「こうあるべき」と今でも思い続けてる価値観を体現してくれて嬉しいと思って、余計にはまっちゃうんじゃないかな。
よく羽生選手と比較して「うちの馬鹿息子」とか言ってる年配の女性を見るけど、そっちの方が自然だよ、赤の他人を偶像崇拝する暇があるなら自分の子とちゃんと向き合って良い所を見ればいいのにって思ってた。
まあ余計な事なんだけどね。
何か理想の擬似息子、理想の擬似日本優秀男子、理想の擬似アニメ的なヒーロー、理想の擬似日本アスリートっていう、それぞれが理想で妄想する所を羽生選手にすっぽり委ねてる気がする。
だから余計にそれらと本人の剥離が見えて、気持ち悪く感じるんだろうな。